太陽光発電のご提案

太陽光発電のご提案

自宅の屋根で発電できる太陽光発電が今注目されています。

大阪ナショナル電工ではお客さまのニーズに合わせて最適なプランをご提案しています。

太陽光発電はどれくらい発電できるの?

太陽光発電が発電できる電力の量は、ご家庭の屋根に乗せる太陽光発電パネルの発電容量によって決まります。 屋根の広さ、向き、傾斜角度などによって、どのくらいのパネルを乗せられるか、それぞれのパネルがどれくらい発電できるかも変わってきます。

4kWhくらいあれば昼間家庭で消費する電力をすべてまかなうことができます。 PanasonicのHIT240αで計算すると18枚です。この場合屋根の上にパネルを乗せられる部分が25㎡あれば設置できます。 屋根の面積が小さい都市部では、もう少し小さい3kWh程度を設置される方が多いです。

太陽光発電はくもりや雨の日でも90~50%くらいは発電することができます。

太陽光発電の設置 太陽光発電の設置
屋根の上のほうに
見えているのが
パネルを載せる部分です
こんな風にパネルを
設置して固定します

太陽光発電で作った電気はどうやって使うの?

solar_system.jpg

太陽光発電パネルで発電された電力は、乾電池などと同じ「直流」の電気です。 そのままではご家庭の電気器具では使用できないため、パワーコンディショナーを通して「交流」に変換して使用します。

太陽光発電パネルは電気を貯めることはできません。 太陽光発電を設置する際に売電メーターをつけることで、発電時にご家庭で使わなかった電気を電力会社に売ることができます。 また、停電時にも日射があればパワーコンディショナーから電気を取り出すことができます。

太陽光発電にかかるお金はどのくらいなの?

設置にかかる費用はどれくらい。国から出る補助金のほか、各自治体からも独自の補助金が設置されています。 太陽光発電パネルそのものは各メーカーとも20年以上の保障があります。このほかパワーコンディショナーを10年程度で取り換える必要があります。

太陽光発電の余剰電力買取制度として2009年度より売電価格が従来より大幅に引き上げられました。 平成27年度中の申し込みの場合、の場合10年間1kWh当たり24円で買い取られます。

太陽光発電パネルそのものは殆どメンテナンスは必要ありません。表面につくほこりなどは雨で流れ落ちます。 落ち葉などが積もると発電できませんが、設置の際に、そのようなことのない場所を選定します。

太陽光発電パネルについて

太陽光発電パネルは材質によっていくつかの種類があります。それぞれに特徴があります。

単結晶シリコン

セル(太陽電池本体)全体がひとつの結晶になっているのが単結晶です。
新商品は単結晶シリコンが主流になっています。

 【メリット】   変換効率が20%前後高く、(少ない面積設置でも)多くの発電が期待できる
 【デメリット】 シリコンの使用量が多いため、価格が高め

多結晶シリコン

セルの中に、小さなシリコン結晶がいくつも入っているものが多結晶です。
価格と性能のバランスが良いため、現在までは最も生産されています。

 【メリット】   単結晶型よりもシリコン使用量が少ないため、コストが安い
 【デメリット】 単結晶と比べて、変換効率が若干低い(15%前後)・発電量が見劣りする

アモルフィスシリコン(薄型シリコン)

高価なシリコンをなるべく節約するため、ケイ素を主体として、シリコン層を可能な限り薄くした薄型シリコンです。
結晶シリコンと比較して、エネルギーギャップが大きく、光吸収係数が高いのが特徴です。

 【メリット】   ①シリコン使用量が少ないためコストが安い、②高温時の発電量低下が少ない
 【デメリット】 単結晶・多結晶比べて、変換効率がかなり劣る(6%前後)・発電量が少ない

HITシリコン

単結晶の「高い発電効率」、アモルファスシリコンの「高温時でも発電量が低下しにくい」という
双方のメリット組み合わせたハイブリット型です。パナソニック、長州産業が販売しています。

化合物系

銅、インジウム、ガリウム、セレンを原料を使用した化合物半導体を発電層に使い、シリコンのように「pn接合」によって
発電させようとするものが化合物系です。シリコンを使わず、発電層を薄い膜状の半導体とすることで、製造時の消費
エネルギーや排出CO2を少なくできる特徴があります。
代表的なソーラーフロンティアのCISは、銅、インジウム、セレンの3つの主要元素の化合物です。

 【メリット】   ①高温や影がかかる天候でも安定した発電量が期待できる(発電量の低下が少ない)
        ②製造に必要な資源も少なく、量産にも向いているため、今後低コスト化の期待
 【デメリット】 シリコン系に比べて発電効率が低い

有機系シリコン

シリコンなど無機物を使わないで、有機物を用いる太陽電池です。
次世代型太陽光発電システムの本命の一つとされていますが、実用化は少し先になりそうです。